鯨飲馬食

いろいろつまみ食いで勉強したことのメモ書き

Regional Scrum Gathering Tokyo 2024に参加しました

1/10から1/12に開催されたRSGT2024に御茶ノ水ソラシティで現地参加しました。私自身としては2019年以来2回目のRSGT参加でした。

前回の参加から5年経ち、働き方がオフィス出社から出社と在宅のハイブリッドになったり、自分は大阪オフィス所属ですが東京オフィスのメンバーが増えてきて拠点跨ぎのチーム構成になったり、自身のロールがエンジニアからエンジニアリングマネージャーに変わったりと、様々な変化があった。ように思っていた。

しかし、今回RSGTに参加して、たくさんの初対面の人や久しぶりの人とわいわいお話しして、会社の中に居ては見えていない、あるいは見ようとしてなかった、自分自身の何も変わってない所、まだまだ伸びしろがたくさんあるって所に気づけた。今年もぼちぼちやっていくー。

Day 0

  • 朝移動して会社のオフィスに出社して仕事したあと、ホテルからDay 0セッションに参加。
  • 本日程が始まる前から知り合い作ることできて、翌日からの不安が減り、ワクワクが高まりました。

Day 1

  • Heidi Helfandさんのキーノート。チームの動的な構成変化のパターンのうち、"Merge"が事業縮小以外でもチーム間の依存性多すぎる時には考慮できると知れた。あと"Switching"で有期で入れ替えてみる話もあり、互いのチームの共通知を増やし、必要以上に依存してしまっている部分の緩和にも効果あるかもと思った。
    • 書籍「DYNAMIC RETEAMING」読もうと思った。
  • しーばさんとゆのんさんのセッション、お互いの信頼して任せられる、背中を預けられる関係性が聞いてて伝わってきました。素敵!
  • たぐちさんとまつおさんのセッション、「何と答えても正解」と聞く前に言っておくの良いなって思った。
    • 「正解」という言葉、唯一のものをイメージしがちと思いあまり使って来なかったのだけど、「何でも正解」だとそういう誤解は生じないし、答えたときに「正解!」ってはっきり言ってもらえると自己肯定感上がるってわかったので選択肢に入れておこう。
    • セッション中のちょっとしたワークでは、あちこちで何度もお会いしてた方と改めて知り合いになれました。
  • およべさんのセッション、「何かにつけて感想戦」はぜひ自分のところでもやってみようと思った。同じ同じ場所に居て同じものを見ていても、全然違う捉え方をしてることってありがちというかほとんどそうで、周りの人がどう捉えていたのか聞くと、別の視点を得られるし、その人のものの見方を少し知れる。
    • 見てるチームの数とサイズ、片側のチームに所属している状況、マネージャーになっての期間は私自身の状況と似ていて、もっとお話聞きたくて廊下で捕まえてお話しさせてもらいました。
    • 時間の使い方について、今はマネージメントが優先すべきことなのでそちら優先だけど、自分がプレイヤーでいることはあきらめてないし、自分が望む状況にしていくこともできるのがマネージャーとおっしゃられていて、もっと自分自身の欲求に素直でいてもいいんだと勇気もらった。
    • 所属チームの中の人として使える時間が短くなることについて、何かあったら他のメンバーから言ってもらえる関係性を作っておく、見れてないかもという弱みをさらけだしてメンバーにお願いしておくと言うのは真似てみようと思った。

Day 2

  • Michael Feathersさんのキーノート。価値との距離への対処として、顧客に接してないものを直接顧客に接するようにしたAWSの例はなるほどなと思った。ただそのやり方は他への転用はほとんどできなさそうではあるが。
    • 自分の担当しているシステムは複数経路で顧客に接するサービスに繋がっていて、時間的にも段階的に利用が増えていっているので、すっきりとした価値の定義難しいなって思ってて、セッション聞いてやはり難しいなって思った。
  • ランチタイム。furoshiki.fm聴いてますーってひろみつさんに話しかけてステッカーもらった。わーい。
  • Woodyさんのセッション。リーンフローと心理学のフロー(by チクセントミハイ)の話があった。心理学のフローは通常個人でのフロー状態のことを指しているが、チームとして一体になってやっていることに集中している状態ならリーンフローと重なるので、Lean Flow + Psychological Team Flow = Flow++って言ってた。
  • 森鳰さんと佐藤さんのセッション。ふりかえりを通してスプリントゴールの改善に取り組まれた話が興味深かった。
    • 良いスプリントゴールを決めることで、チーム内の良い振る舞いが自然と再現できる仕組みができてるのかなって思った。
    • セッション中気づいてなかったのですが、後で資料見たらアジャイルコーチとして前川さんが入られてるのですね。しばらくお会いしてないので資料中の写真でお見かけできて嬉しかった。
  • Rubenさんのインプロビゼーションのワークショップ。体を動かして、新しい取り組みへの心理的障壁、最初スムーズにできないことへの気付きや、他者の考えていることに想いを巡らすことの大切さについて学べた。簡単にできそうなので今度やってみよう。
  • ふりかえりカタログ展覧会&投票&リリース。Miroで参照、フィードバックできるようになったのでこれからの発展にも期待が高まった。
    • 知らなかった手法で面白そうなのもいくつか知れたので道具箱に持っておこう。

Day 3

  • OSTと狩野先生のクロージングキーノート
  • ランチタイムには、OSTの延長でカードゲームしてる所に混ぜてもらいました(テーブル奥の左側に座ってるのが私)。

  • 無事にお家まで帰りました。