鯨飲馬食

いろいろつまみ食いで勉強したことのメモ書き

2021年のふりかえり

健康面

何はともあれ概ね健康に一年を過ごすことができました。今年は結石が降りてくることもなかったし、風邪で寝込んだのも一回だけだったと思います。

ただ、特に在宅の時に座りっぱなしになりがちで身体を動かさないのが肩凝りと腰痛を悪くしてる気がして、昼休みに散歩したり自転車乗ったりして抗っています。5月にTREKクロスバイクを入手してこないだ半年点検に行ってきたのですが、お店の人に「半年経ってるのに綺麗ですね」と言われて、「もっと乗りなさいよ」って意味だと思うので、来年はもっと出かけたいと思います。もう少し寒さが和らいでから…。

お仕事

1月から所属が梅田に出来た新しいオフィスに移ったのですがその頃はフルリモートだったので行かれず、初出社は3月だったようです。

最近は週2出社、週3在宅勤務です。チーム毎に曜日を決めて出社していて、出社曜日が決まっているので生活のリズムは落ち着いてきた一方で、直接顔を見る人が固定化してしまっているのがちょっと気になっています。特にチーム外の人のところに、用事無いけどふらっと行って雑談する機会が減っていて、いい意味のノイズが不足してる感がある。

Software Design連載

勤務先のMonotaROのメンバーでSoftware Designの2021年8月号から「Pythonモダン化計画」という連載をしています。歴史のあるシステムにモダンな仕組みを取り込むためにやってきた色々な工夫を、これまでは表に出せていなかったことも含めて書かせてもらっています。私は、2021年9月号「「テストがない」からの脱却」のCI導入の部分と2022年1月号「運用監視の解像度アップとサービス横断的なログ基盤の整備」のDatadog APM導入の部分を書きました。雑誌の記事を書くのは初めてでしたが社内のレビュアーやラムダノート鹿野さんのサポートを受けつつ、自分たちがやってきた取り組みを記事にして紹介することができました。

gihyo.jp

gihyo.jp

その他のアウトプット

はてなブログ: 8本(本記事含めて)、2020年は15本だったので少なめでした。

Zenn: 19本、検索可能なところに書いておかないと学んだことすぐ忘れてしまうので、学んだことのメモを書くようにしています。以前はQiitaに書いていましたが、今年からZennに移りました。

zenn.dev

GitHub連携を使っていますが、ローカルで書き溜めておいて、npx zenn preview でブラウザでプレビューできるのを便利に使っています。使い始めた頃は画像は別途アップロードする必要がありましたが、途中からgit管理できるようになり(参考: GitHubリポジトリ連携で画像をアップロードする方法)、より便利に書き溜められるようになりました。

そのうちの一つの記事 git reflogを日時で参照する にまとめた内容、git reflog で日時による参照ができることを知ったのは非常に面白かったです。関連して libgit2 の revparse を git コマンドの動作に近づけたり (Better revparse compatibility for at time notation by yoichi · Pull Request #6095 · libgit2/libgit2 · GitHub)、git log の date オプションの bash/zsh での補完候補を拡充したり (completion: add human and auto: date format by yoichi · Pull Request #1083 · gitgitgadget/git · GitHub) したので、今年もちょこっとOSS貢献できました。後者では GitGitGadget を用いたプルリクエストによるGitへのコントリビュートも体験しました。ピタゴラ装置的で興味深かったです。

zenn.dev

Qiitaの過去に書いた記事にちょっと追記: 2本

  • GitのオブジェクトID衝突時の挙動
  • 親を3つ以上持つコミット

前者は更新のきっかけとなったコメントでgitに衝突検出の仕組みが入っていることを知ることができ、SHA-1衝突検出ライブラリを使ってみたを書くきっかけになりました。

qiita.com

qiita.com

まとめ

今年もいろいろ楽しむことができました。来年も楽しみます。