会議で一部の議題の話が長引いてしまい、最終的に予定していた時間を超過してしまうことがよくある。重要なことに時間をかけるような会議の組み立てが全然出来てないんじゃないか?もっと効果的な会議にしたいけどどうしたらいいんだろう?と悩む。そう思っていたところでこの本に出会いました。
著者はアナウンサーの平石直之さん。ABEMA Primeの司会をされている方とのことです。番組を見たことはなかったので著者で本を選んだわけではなく、書店でぺらぺらめくってよさそうだったので購入して読みました。
現場でよく遭遇する状況として、議論が長引いている時に、割って入って止めるべきか、続けるべきかで悩んで結局止められないということがあり、特に学びがあったのは「[3日目] 散らかる議論を本題へ!」の内容でした。
本に書かれていたのは、まず議題の目的に合っているか?で判断し、その次に、参加者にとって聞くに値するか、議論を深める価値を感じるか、的外れでないかを参加者の様子を見て判断するということでした。
これまでの私だと、話されている内容の優先度を判断して、止めるのがいいか、それとも話し続けてもらうのがいいのかを考えていたのですが、その判断ではわりと自分の主観に頼りきっていたと感じました。それに対して
- 議題の目的に合っているか
- 会議に集まっているメンバーで話す価値があるか
の二つの観点を明確に分けて考えることで、その場で話し続けるのが妥当かを一定の客観性を持った基準で判断できそうと思いました。特に後者を実際に参加者の様子を観察しつつ判断していくというのは意識できていなかったところなのでやっていこうと思いました。
もうひとつ、話がループしてないかというのも観点として書かれていて、そちらは堂々巡りになっている時は止めるべしということで、総じて話を止めるかどうかのわかりやすい判断基準を知ることができました。
「話を止めよう」と判断したとき、話に割って入って止めれるかでもう一つ障壁がありますが、3日目の章とその次の「[4日目]人を傷つけないファシリ」で介入の仕方の例がいくつかあったので参考にして試してみようと思います。
題名に「マンガでカンタン」とありますが、読みやすくて実践に繋げられそうなヒントを得られる良い本と思いました。
