DevLove関西の勉強会で、OSSへの貢献というアウトプットを継続してきた話を喋ってきました。
タイトルは「OSS開発を細長く続けてきた話」改め「OSS開発を楽しく続けてきた話」。
前半では、プログラムを書けなかった中で、見よう見まねで FreeBSD ports への貢献を始めたこと、興味をもった対象について、自分に出来ることで貢献しながら学び、徐々にできることを増やしていったことを話しました。後半は仕事の中でOSS開発で学んだことをアウトプットして、業務時間でOSS開発もさせてもらえるようになった話、OSS Gateでまわりの人をOSS開発に誘っている話をしました。
緊張でろれつ回ってなかったし時間いっぱいまで使ってしまったしでさっさと降壇しようとしてたら呼び止められて、ありがたいことに質問をいくつも投げかけてもらえました。
- コミッターになった話のあとにコード書けるようになった話があったけど、プログラミングできない状態でコミッターになれたの?
- OSS Gateワークショップは何人くらい集まるの?
- OSSの開発をしたことがない人と、経験者が同じ人数、例えば3人対3人とか5人対5人とかで参加して、ペアで作業をします。
- 経験者と言っても、ビギナーに寄り添って一緒に考えるので、ビギナーとして参加した人が次はサポーターとして参加したり。
- OSS開発をしていて一番嬉しかったことは?
- うーん何だろう。
- Emacsというエディタを気に入ってずっと使っていますが、それを開発したリチャード・ストールマンにパッチを受け入れてもらったときはめっちゃ嬉しかった。ほんの小さなパッチですが。
- どれくらいの時間をOSS開発に使ってる?
- 学生のころは、研究そっちのけでやっていたこともあった。学業が本職なので本当はよくない。
- 仕事でやるようになって本業としてやるようになって本当に良かった。遊んでるわけじゃないのでお給料もらえるし。
- その場では仕事の中での割合を答えるのを忘れていたけど、特に区別して時間をとってないので、必要に応じてというのが答え。製品開発や障害調査のクリティカルパスに乗っているならずっとOSSのデバッグをしてる日もあるし、全くやってない時期もある。
- 仕事では回避して過ごしたけど面白いなと思うOSSの不具合については、おすそ分けしてもらう感じでプライベートで解決しちゃうことも時々あります。趣味なので仕事の持ち帰りではない(気が向かなくなったらやらなくてもいい)という気持ちでやってます。
後藤さんのお話
後藤さんからは、コミュニティイベントの開催や登壇というアウトプットのお話がありました。
継続的に同じイベントに参加して周りと喋ることで、次までに自分がアップデートされていかないとコミュニケーションのネタがなくなるという形で、自分を駆り立てているという話があり、参考にして自分もやってみようと思いました。ネタ作りを意識することで日々のインプット、アウトプットが促進される。「来月どう変わっていられたら素敵か?」という問いかけもよいなと思いました!
ダイアログ
4人くらいのチームに分かれて、私のまわりでは勉強会についての話をしました。テーマをかっちり決めずに集まって、付箋にそれぞれの話したいことを書きそれぞれが書いたことを出してそれについてみんなで議論する形式は、やってみたことないので今度やってみようかな。
別のチームでは、Qiitaやブログの下書きが溜まってる話が出てたという話があったようです。自分向けメモ書きとして自分に役立てばいいやと公開してしまうようには心がけているものの、それでも供養しないといけないものがちょっとずつ溜まってしまってる…。もっと気軽に書いていこう。