同僚が面白いって言ってたので既刊の9巻まで読みました。面白かったです。
なかなか見る機会のない図書館の中のことが知れるのも興味深いのですが、通して読んで印象に残ったのは、同じ状況であっても、立場から来る視点の違いや切り取られ方で、人によって見え方がこうも違うのかというシーンがたくさん盛り込まれている点。そうやって誤解やすれ違いが生じるのね、とか、先入観に囚われて相手のこと誤解してしまうの怖いな、とか思いながら読みました。
蔵書点検の話も出てきますが、高校生だった時に図書部の合宿と称して、学校の図書室で泊まり込みで蔵書点検したことを思い出しました。はるか昔の話ですが。