橋本幸士さんの「物理学者のすごい思考法」を読んだ。
- 作者:橋本 幸士
- 発売日: 2021/02/05
- メディア: 新書
目にした事象に対して、そこに存在している新たな問題を見つけるための「なぜ?どうして?」という問い。 訓練のためなのか、研究対象だけでなく普段から身の回りのことに対してもその問いを発する性質は、大学院生の頃の自分の周りの人々にもあったなと、懐かしい気分になった。
問題発見が大事なのは物理の研究に限ったことではないが、その力を鍛えるための行動として、普段から訓練しておくのはありだな。「たこ焼きの半径になぜ上限が存在するのか?」などと、普通は気にせずやり過ごしていることに対して、あえて疑問を投げかけてみる。やってみよう。
たこ焼きの話から問題発見とアナロジーの話に。自分は物理から異業界に来たけど大事なことは同じなの面白いなー #物理学者のすごい思考法
— Yoichi Nakayama (@yoichi22) 2021年5月8日
終盤に掲載されていた、花の美しさの理由を問うことから、物事と物事の間の美しい関係性が導かれる話。そんな背景があったのかという発見の気持ちよさが伝わってきて、ワクワクした。
なぜ花が綺麗なのか?から、緑についての問いに繋がる流れ、よい問題を発見した時の気持ちよさが伝わってきてワクワクした #物理学者のすごい思考法
— Yoichi Nakayama (@yoichi22) 2021年5月10日
本屋でたまたま見つけて面白そうと手に取りましたが、読んでみたら本当に面白かったです。