鯨飲馬食

いろいろつまみ食いで勉強したことのメモ書き

2017年ふりかえり

初っ端の1月に早速インフルエンザで出勤停止になるという雲行きの怪しい始まり方をした2017年でしたが、カレンダーを見返してみると新しい出会いがたくさんあった一年でした。

2月には OSS Gate大阪ワークショップ2017-02-25 - OSS Gate | Doorkeeper に参加して、新しい人がOSSへの貢献をするお手伝いを始めました。自分のプログラマーとしてのキャリアはOSSとの関わりがなければ始まらなかったし、楽しく今も続けられているのはOSSとの関わりのおかげと思っているので、新しく興味を持った人の背中を押して、一緒に歩く人を増やせたらいいなと思って活動しています。来年はモデレータにも挑戦します。

5月には モブプログラミングをやってみる - DevLOVE関西 | Doorkeeper で何度か耳にして興味を持っていたモブプログラミングを体験しました。現場ではモブプログラミングはやってないですが、新しいチームを立ち上げ、人が少しずつ増えてくる中で、個人個人がモニタの方向いて閉じこもってしまわないように気をつけて、わいわいがやがや喋りながら期待をすり合わせたり困りごとを一緒に解決したりという取り組みができたのは、この勉強会で得た学びが影響してると思います。

7月には TDDBC大阪4.0 2017年7月1日(大阪府) - こくちーずプロ(告知'sプロ) に参加しました。前の回に都合が合わずに参加できなくてその後開催がなくてずーっと待ってたので、わくわくしながら参加して、存分に楽しみました。自分の現場では開発をすすめるためにテストコードを書く文化があまりなかったところに、頑張って部分的にテストを書いて、局所的には効果は得られていたものの継続的にテストを増やしていけてなくて悩み、くじけかけていたのですが、この一日で Red, Green, Refactorとリズムよく開発することの効果をしっかりと体験できました。そしてテストは書くべきなので進めていこう、でもそれが目的ではないということを心してかかろうという気持ちになりました。その後新しいライブラリを書く機会があったのでテスト駆動でやってみて、実際に心地よいリズムで実装でき、またその後の改修でもテストの恩恵を得られています。今年は小さなチーム内の新規コードではテストがあるの当たり前という状況に出来たので、来年はチーム外にもその文化を広げます。

9月は、PyCON JP 2017 にモノタロウ侍を引き連れて参加しました。会社としてはここ数年参加していたのですが、自分が現地入りするのは今回始めてで、たくさんの人との出会いがあり、またいろいろ課題も持ち帰って来たので、得るものの多い2日間でした。PyConJPへの来年の参加は未定ですが、持ち帰った課題への対処になるかもしれないことをいくつか考えているので、来年はチャレンジします。

2017年はOSSとの関わりが再び強まった一年だった気がします。apispec の開発者に入れてもらったり、HacktoberfestクリアしてTシャツもらったりと表に見える成果も少しだけ出せました。はじめの一歩を再び踏み出せたので、OSSを使い倒して業務を素早く前にすすめる、そのためにOSSへの貢献も積極的にするという姿勢を来年も継続します。

2017年は人見知りという自分の弱点を何とかしようと社外の勉強会で頑張って人と話をするように心がけてました。たくさんの人と話ができ、刺激をもらえたのは自分にとって良かったのですが、もらってばかりだった気がするので、来年は自分から出会う人に何か提供できるようにしたいです。