巻き込み方の勉強会に行ってきました。最初の中村さんのセッションでは、書籍 Fearless Change
Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン
- 作者: Mary Lynn Manns,Linda Rising,川口恭伸,木村卓央,高江洲睦,高橋一貴,中込大祐,安井力,山口鉄平,角征典
- 出版社/メーカー: 丸善出版
- 発売日: 2014/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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で紹介されているパターンからいくつかピックアップして紹介があり、一番気になったのは「適切な時期(23)」でした。巻き込もうとしてる相手が、今それを受け入れられるのか、水がいっぱいであふれそうな状態じゃないかを考えて、時には引くことも大事という話でした。Fearless Changeは昨年末に見返していたのだけど、その時はこの項目は全然気になってなかったけど、年初から新しい(元居た)チームに入って仕事をしている中で感じていたこととの関係で今回は心にひっかかったんだと思う。「ガッツとパッション」についての話題で出た、折れないように、0にならないように気をつけよう、焚き火があるうちに。という言葉も印象に残りました。
市谷さんのセッションでは最初に出た「巻き込まなくてもいいんだよ」というタイトルから、どういう話なんだろうと引き込まれて聞いていたのですが、速く遠くへ行きたいなら、まずはできるだけ速く1人でも進む、そして周回遅れだとしても、2周目3周目で誰かと出会えたならばもっと遠くへ行けるという話があり、中村さんのセッションで感じていた疑問、「適切な時期じゃなかったとき、どうしたらいいのか?」への一つの解かなと思いました。あと気になったのは「Give and Give - できることは全て引き受ける」で、これは一緒に取り組みを進めてる相棒が実際やってることだなと思いながら聞きました。Why が自分のものならできるはずとも言われていたので、僕も遠慮せず引き受けていこうと思いました。
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最後の金さんのセッションは社内コミュニティについてのお話でしたが、勉強会とかだと単発になってしまったり途中で立ち消えてしまったりするけど、継続性を重視して、いつも集まれる場所、業務が忙しくて一度離れてしまったとしてもいつでも戻って来れる場所があるということを目指すという話があり、そういう場をつくるのもよさそうだと感じました。
いろいろ心に触れるお話が聞けた勉強会で、参加してよかったです。
今日のDevLove関西は、自分が現場で悩んでることとタイミングとテーマがちょうどはまったので運命を感じた。巻き込みつつ巻き込まない進め方もありそうなので明日話してみよう #DevKan
— Yoichi Nakayama (@yoichi22) 2018年1月22日